VS Codeの基本操作を学ぼう

学習の目標

本章では、VS Codeの基本的な使い方について説明します。プログラミング学習に必要な操作方法を、順を追って解説していきます。

フォルダを開く

プログラミングで使用するフォルダをVS Codeで開く手順です。

  1. メニューバーから「ファイル」>「フォルダを開く」を選択します。
  2. 表示されるダイアログで目的のフォルダを選択し、「フォルダの選択」をクリックします。
  3. 選択したフォルダの内容が、左側のエクスプローラーパネル(ファイルツリー)に表示されます。

ファイルツリーでは、フォルダの階層構造が表示されます。フォルダの横にある三角形のアイコンをクリックすることで、フォルダの内容を展開したり折りたたんだりできます。

VSCodeのフォルダ開閉

ファイルの操作

VS Codeでよく使う、ファイルの基本的な操作方法を説明します。

ファイルを開く

  • ファイルツリーから目的のファイルをクリックします
  • ファイルが右側のエディタエリアに開かれます
  • 複数のファイルはタブとして表示されます
  • タブをクリックして、編集するファイルを切り替えできます
  • タブの×ボタンでファイルを閉じられます

VSCodeのファイル操作

新しいファイルの作成

  • メニューバーの「ファイル」>「新規ファイル」を選択
  • または、ファイルツリーで右クリック>「新しいファイル」を選択
  • 新規ファイルがエディタエリアに開かれます

フォルダの作成

  • ファイルツリーで右クリック>「新しいフォルダ」を選択
  • フォルダ名を入力してEnterキーを押します

ファイル・フォルダの移動

  • 移動したい項目をドラッグ
  • 移動先にドロップするだけです

ファイルの保存

編集したファイルの保存方法です。

保存方法

  • メニューバーの「ファイル」>「保存」を選択
  • MacならCommand + S
  • WindowsならControl + S

保存状態の確認

  • 未保存のファイルはタブに白い点が表示されます
  • 保存すると点が消えます

VSCodeの保存状態

エディタエリアの分割

長いファイルの編集や複数ファイルの比較に便利な、エディタエリアの分割方法です。

  1. 開いているタブを右クリックします。
  2. 「右に分割」を選択します。
  3. エディタエリアが2つに分割され、同時に2つのファイルを表示できるようになります。

VSCodeのエディタ分割

以下の画像では、左側と右側で異なるファイルが表示されています。

VSCodeのエディタ分割2

まとめ

VS Codeの基本的な操作方法について学びました。

フォルダやファイルの操作、保存方法、エディタエリアの分割など、プログラミングでよく使用する機能を説明しました。これらの操作に慣れることで、プログラミング作業を効率的に進められます。

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