JavaScript本多すぎ問題!50冊読んだ私が選ぶ本当におすすめの15冊
「JavaScript本、多すぎて選べない...」
こんにちは、とまだです。
本屋のプログラミングコーナーで、途方に暮れたことありませんか?
私も最初、棚一面のJavaScript本を前に完全にフリーズしました。結局何も買わずに帰ったんです。
でも今では50冊以上のJavaScript本を読んで、フリーランスエンジニアとして月収70万円稼げるようになりました。
その経験から「本当に役立つ15冊」と「挫折しない選び方」をお伝えします。
今回は現役のエンジニア、そして元プログラミングスクール講師としての経験から、JavaScript本選びについて解説します。
なぜ本で学ぶのか(動画じゃダメ?)
簡単に言うと、本には「立ち止まれる」という最強の利点があります。
動画学習が流行ってますよね。私も使います。
でも動画って、理解できてなくても進んじゃうんです。「あれ?今の部分...」って思っても、巻き戻すのめんどくさい。
本なら違います。
- わからない部分で立ち止まれる
- 付箋貼って何度でも見返せる
- 自分のペースで進められる
- コードをじっくり読める
私の机の上には、今でも付箋だらけの本が3冊は置いてあります。
JavaScript本選びでみんなが失敗する3つの理由
理由1:売れてる本を買えばいいと思ってる
Amazonのベストセラー買えばOK?
残念、それが失敗の第一歩です。
私も最初「JavaScript: The Good Parts」という超有名本を買いました。
結果?
3ページで挫折しました。
初心者には難しすぎたんです。泳げない人がいきなり太平洋横断に挑戦するようなもの。
理由2:古い本だと気づかない
JavaScriptは進化が速い言語です。
2015年のES6で大きく変わりました。それ以前の本は、今では使わない書き方が載ってます。
// 昔の書き方
var name = "とまだ";
// 今の書き方
const name = "とまだ";
こんな違いがたくさんあるんです。
理由3:自分のレベルを勘違いしてる
「HTMLとCSS少しできるから中級者かな」
違います。JavaScriptは別物です。
私も「プログラミング経験あるし」って思って難しい本から始めて、見事に撃沈しました。
挫折しない本の選び方5つのポイント
1. タイトルに騙されない
「簡単」「やさしい」「入門」
これらの言葉、出版社によって基準バラバラです。
本当の見分け方:
- 中身をパラパラめくる
- コードに日本語の説明が多いか確認
- 1ページ目から理解できるか試す
2. なるべく新しい本を選ぶ
古い本はダメです。断言します。
チェックポイント:
- アロー関数(=>)使ってるか
- async/await載ってるか
- letとconstで変数宣言してるか
これらがないなら、その本は古すぎます。最近の本を選びましょう。
3. 著者の経歴を確認する
現役エンジニアが書いた本がベストです。
なぜか?
実務で使える知識が詰まってるから。
研究者が書いた本は理論的すぎて、初心者には向きません。
4. サンプルコードの量を見る
良い本の特徴:
- コードがたくさん載ってる
- 実際に動くものが作れる
- コメントが丁寧
理論ばかりの本は避けましょう。手を動かせない本で、プログラミングは身につきません。
5. レビューは参考程度に
Amazonレビューの罠:
- 上級者が「簡単すぎる」と低評価
- でも初心者には最適だったり
- レビュアーのレベルがバラバラ
自分と同じレベルの人のレビューだけ参考にしましょう。
【完全初心者向け】まず読むべきJavaScript本5選
1. スラスラ読める JavaScriptふりがなプログラミング
こんな人向け
- 完全初心者
- コード見ると頭真っ白になる
- 他の本で挫折した
この本のすごいところ:全部のコードに「ふりがな」がついてる!
let count = 0; // 変数countに0を入れる
みたいに、日本語で説明してくれるんです。
私がスクール講師してた時、この本を最初に勧めてました。挫折率が激減したんです。
2. 確かな力が身につくJavaScript「超」入門
こんな人向け
- 手を動かしながら学びたい
- 実際に動くもの作りたい
- 達成感を味わいたい
計算機→タイマー→もっと複雑なアプリ
段階的に作っていけます。
エラーの対処法も丁寧。「あ、動いた!」って感動が味わえます。
3. 改訂3版 JavaScript本格入門
こんな人向け
- しっかり基礎固めたい
- 辞書的に使いたい
- 長く使える本が欲しい
600ページの大作。でも怖がらないで。
段階的に難しくなるから、自然とレベルアップできます。
私も今でも調べ物で使ってます。
4. JavaScriptコードレシピ集
こんな人向け
- 基本文法は理解した
- 実践的なコード見たい
- 「○○したい」を解決したい
278個のレシピが載ってます。
「配列から重複削除したい」 「日付を整形したい」
こんな「あるある」の解決策がすぐ見つかります。
5. りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発
こんな人向け
- 基礎は終わった
- Reactに興味ある
- モダンな開発したい
React本だけど、JavaScriptの理解も深まります。
「なぜそう書くのか」を丁寧に説明してくれるから。
ただし3冊目以降として選んでください。
【脱初心者向け】次のステップへ進むJavaScript本5選
6. JavaScript: The Good Parts
こんな人向け
- JavaScriptの本質を知りたい
- より良いコード書きたい
- 無駄を削ぎ落としたい
薄いけど濃い本。
JavaScriptの「良い部分」だけ抽出してます。
初心者の時に挫折した私も、経験積んでから読んだら「なるほど!」の連続でした。
7. 開眼!JavaScript
こんな人向け
- 内部の仕組み知りたい
- thisの謎を解きたい
- 面接対策したい
「なぜそう動くのか」がわかる本。
表面的な使い方じゃなく、仕組みから理解できます。
8. Effective JavaScript
こんな人向け
- ベストプラクティス学びたい
- パフォーマンス意識したい
- プロのコード書きたい
68個の具体的テクニック。
どれも「へぇ〜」って発見があります。
実務で即使える知識ばかり。
9. JavaScriptデザインパターン
こんな人向け
- 大規模開発したい
- 設計力つけたい
- チーム開発に参加する
よくある問題の定番解決策集。
名前は難しそうだけど、実は普段使ってるパターンばかり。
10. プロを目指す人のためのTypeScript入門
こんな人向け
- 次のステップ探してる
- 型の恩恵受けたい
- モダン開発したい
JavaScriptで苦労した人ほど、TypeScriptの良さがわかります。
スムーズに移行できるよう工夫された良書。
【マニア向け】とことん極めるJavaScript本5選
11. JavaScript Ninjaの極意
こんな人向け
- JavaScript極めたい
- ライブラリの中身理解したい
- パフォーマンス追求したい
jQueryの作者が書いた本。
普通の本では触れない、奥深い部分まで解説。
読み終わったら、JavaScriptの見方が変わります。
12. You Don't Know JS
こんな人向け
- 仕様を完全理解したい
- 曖昧な理解をなくしたい
- 無料で学びたい
「あなたはJSを知らない」
挑発的だけど、その通りかも。
オンラインで無料で読めるのも最高。
13. JavaScript関数型プログラミング
こんな人向け
- 関数型に興味ある
- 宣言的に書きたい
- Reactを深く理解したい
map、filter、reduceから始まって、モナドまで。
難しいけど、理解すればコードが美しくなります。
14. ハイパフォーマンスJavaScript
こんな人向け
- 速度を追求したい
- 大規模アプリ作ってる
- ブラウザの仕組み知りたい
メモリ管理、レンダリング最適化、非同期処理の効率化。
普段は気にしないけど、UX向上には必須の知識。
15. JavaScriptで学ぶ関数型プログラミング
こんな人向け
- プログラミングパラダイム学びたい
- 抽象的思考を身につけたい
- 他言語にも応用したい
純粋関数、不変性、高階関数。
この知識は他の言語でも活きてきます。
本を120%活用する5つのコツ
1. 必ず手で打つ(コピペ禁止)
サンプルコード、全部手打ちしてください。
めんどくさい?
でも、手で打つと細かい記法も自然に覚えます。
さらに、ちょっと変えて実験してみる。これが理解を深めます。
2. 章末問題は絶対解く
「読んでわかった」は幻想です。
問題解いてみると、意外とわかってない。
解けなかった問題には付箋。後日リベンジ。
3. 複数の本を並行読み
1冊を最初から最後まで読む必要なし。
基礎本で概念学んで、実践本でコード書いて、理論本で深く理解。
この循環が最強です。
4. アウトプットする
学んだら必ず出力:
- ブログに書く
- GitHubにアップ
- SNSで共有
- 勉強会で発表
恥ずかしい?最初はみんなそうです。
でもアウトプットすると、理解が10倍深まります。
5. 定期的に読み返す
プログラミング本は、読み返すたびに発見があります。
「あぁ、こういうことか!」
経験積んでから読むと、全然違って見えます。
まとめ
JavaScript本選びで大切なのは「背伸びしないこと」。
今の自分より少し簡単な本から始める。確実にステップアップする。
これが挫折しない秘訣です。
私も最初は失敗しました。でも諦めなかった。
今では本棚に50冊以上。でも本当に大切なのは15冊くらい。
あなたも必ず、最適な1冊に出会えます。
その1冊が、あなたのプログラミング人生を変えるかもしれません。
今すぐ本屋さんに行って、中身をパラパラめくってみてください。
「これなら読めそう」って本が、あなたの相棒になるはずです。
頑張るあなたを、心から応援しています!
著者について

とまだ
フルスタックエンジニア
Learning Next の創設者。Ruby on Rails と React を中心に、プログラミング教育に情熱を注いでいます。初心者が楽しく学べる環境作りを目指しています。
著者の詳細を見る →