PythonとJavaScriptどっちから?初心者の言語選択完全ガイド

プログラミング初心者向けにPythonとJavaScriptの特徴を比較解説。学習難易度、就職市場、将来性から最適な言語選択をサポートします。

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38 分で読めます

プログラミングを始めたいけど、何から学べばいいか迷っていませんか?

みなさん、プログラミングを学びたいと思っているのに「どの言語から始めればいいんだろう?」と悩んでいませんか?

「PythonとJavaScript、よく聞くけれど違いは何?」 「初心者にはどちらが簡単?」 「将来的にはどちらが役に立つの?」

このような疑問を持つ方はとても多いです。

実は、あなたの目標に合わせて選ぶのが一番大切なんです。

この記事では、PythonとJavaScriptの特徴を分かりやすく比較して、あなたに最適な言語選択をお手伝いします。 どちらを選んでも素晴らしいプログラミング人生がスタートしますよ!

2つの言語の基本的な違いって何?

まず、PythonとJavaScriptがどんな言語なのかを簡単に見てみましょう。

それぞれに得意な分野があるんです。

基本的な特徴を比較

主な違いをまとめてみました。

項目PythonJavaScript
作られた年1991年1995年
得意な分野データ分析・AI開発Web制作・アプリ開発
学習しやすさとても簡単普通レベル
どこで動くパソコン・サーバーブラウザ・サーバー
文法の特徴英語のように分かりやすい柔軟だけど複雑

どちらも人気の高い言語ですが、使う場面が少し違います。

実際のコードを見てみよう

同じ機能を作った時のコードの違いを見てみましょう。

Pythonのコード例

# 商品の合計金額を計算
def calculate_total(prices):
total = 0
for price in prices:
total += price
return total
prices = [100, 200, 300]
result = calculate_total(prices)
print(f"合計金額: {result}円")

JavaScriptのコード例

// 同じ機能をJavaScriptで
function calculateTotal(prices) {
let total = 0;
for (let price of prices) {
total += price;
}
return total;
}
const prices = [100, 200, 300];
const result = calculateTotal(prices);
console.log(`合計金額: ${result}`);

どちらも似ていますね。

でも、Pythonの方がシンプルで読みやすいことがわかります。

実行結果はどちらも同じです:

合計金額: 600円

見た目の分かりやすさでは、Pythonが優勢と言えそうです。

学習の難易度はどう違う?

初心者にとって一番気になるのは「どちらが学びやすいか」ですよね。

それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

Pythonの学習しやすさ

Pythonが初心者に優しい理由があります。

  • 英語のような自然な文法
  • きれいに整理されたコード構造
  • 分かりやすいエラーメッセージ

実際のPythonコード

# 年齢による判定
age = 18
if age >= 18:
print("成人です")
print("お疲れさまです")
else:
print("未成年です")
print("もう少し待ちましょう")

このコードを見て、何をしているかすぐ分かりますよね。

Pythonは**インデント(字下げ)**でコードの構造を表すので、自然と読みやすくなります。

Pythonの学習ペース目安

  • 1週目: 変数、計算、文字列の基本
  • 2-3週目: 条件分岐、繰り返し、関数
  • 1ヶ月目: リスト、辞書、ファイル操作
  • 2ヶ月目: ライブラリを使った実践的なプログラム

段階的に無理なく進めることができます。

JavaScriptの学習特徴

JavaScriptにも良い点がたくさんあります。

  • すぐに画面で結果を確認できる
  • 特別なソフトが不要(ブラウザだけでOK)
  • 学習資料がとても豊富

ただし、注意点もあります。

  • 同じことを複数の方法で書ける(迷いやすい)
  • 非同期処理という難しい概念がある

JavaScriptの書き方の例

// 挨拶を作る関数を3つの方法で書ける
// 方法1: 基本的な関数
function greet(name) {
return "こんにちは、" + name + "さん";
}
// 方法2: アロー関数
const greet = (name) => {
return `こんにちは、${name}さん`;
}
// 方法3: より短縮した書き方
const greet = name => `こんにちは、${name}さん`;

どれも同じ機能ですが、書き方が違います。

初心者にとっては「どれが正しいの?」と混乱してしまうかもしれません。

JavaScriptの学習ペース目安

  • 1週目: HTML/CSS基礎とJavaScript基本文法
  • 2-3週目: ページの操作、ボタンクリック処理
  • 1ヶ月目: 関数、配列、オブジェクトの操作
  • 2-3ヶ月目: 非同期処理、API連携

Web制作と並行して学ぶので、視覚的な成果が早く見えます。

それぞれの得意分野を知ろう

PythonとJavaScriptには、それぞれ得意な分野があります。

あなたがやりたいことに合わせて選ぶのがおすすめです。

Pythonが活躍する場面

Pythonはデータを扱うのが得意です。

1. データ分析で大活躍

import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
# 売上データを読み込み
sales_data = pd.read_csv('monthly_sales.csv')
monthly_total = sales_data.groupby('月')['売上'].sum()
# グラフを作成
plt.plot(monthly_total.index, monthly_total.values)
plt.title('月別売上の推移')
plt.xlabel('月')
plt.ylabel('売上(万円)')
plt.show()

このコードで何ができるか?

  • CSVファイルからデータを読み込み
  • 月ごとの売上を自動計算
  • きれいなグラフを作成

たった数行で本格的な分析ができてしまいます。

2. AI・機械学習の開発

from sklearn.linear_model import LinearRegression
import numpy as np
# 部屋数と家賃の関係を学習
rooms = np.array([[1], [2], [3], [4]]) # 部屋数
rent = np.array([5, 8, 11, 14]) # 家賃(万円)
# 機械学習モデルを作成
model = LinearRegression()
model.fit(rooms, rent)
# 5部屋の家賃を予測
predicted_rent = model.predict([[5]])
print(f"5部屋の予測家賃: {predicted_rent[0]:.1f}万円")

実行結果

5部屋の予測家賃: 17.0万円

機械学習も簡単に試せるのがPythonの魅力です。

3. 作業の自動化

import openpyxl
import os
# フォルダ内のExcelファイルを一括処理
def process_excel_files(folder_path):
for filename in os.listdir(folder_path):
if filename.endswith('.xlsx'):
# Excelファイルを開く
workbook = openpyxl.load_workbook(filename)
sheet = workbook.active
# 合計を自動計算
sheet['E1'] = '=SUM(A1:D1)'
# 新しい名前で保存
new_name = f"処理済み_{filename}"
workbook.save(new_name)
print("すべてのファイルの処理が完了しました")
# 使用例
process_excel_files("./売上データ")

面倒な手作業を自動化できるのは嬉しいですね。

JavaScriptが活躍する場面

JavaScriptはWebの世界で大活躍します。

1. 動きのあるWebサイト作成

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>インタラクティブなページ</title>
</head>
<body>
<h1 id="title">ようこそ!</h1>
<input type="text" id="nameInput" placeholder="お名前を入力">
<button onclick="updateGreeting()">挨拶を更新</button>
<p id="greeting"></p>
<script>
function updateGreeting() {
const name = document.getElementById('nameInput').value;
const greeting = document.getElementById('greeting');
if (name) {
greeting.textContent = `こんにちは、${name}さん!`;
greeting.style.color = 'blue';
} else {
greeting.textContent = '名前を入力してください';
greeting.style.color = 'red';
}
}
</script>
</body>
</html>

このコードの機能

  • 名前を入力するとリアルタイムで挨拶が変わる
  • 未入力の場合は注意メッセージを表示
  • 文字の色も動的に変更

ユーザーとのやり取りを簡単に作れます。

2. 本格的なWebアプリケーション

// React を使った現代的なWebアプリ
import React, { useState } from 'react';
function TodoApp() {
const [todos, setTodos] = useState([]);
const [inputValue, setInputValue] = useState('');
// 新しいタスクを追加
const addTodo = () => {
if (inputValue.trim()) {
setTodos([...todos, {
id: Date.now(),
text: inputValue,
completed: false
}]);
setInputValue('');
}
};
return (
<div>
<h2>タスク管理アプリ</h2>
<input
value={inputValue}
onChange={(e) => setInputValue(e.target.value)}
placeholder="新しいタスク"
/>
<button onClick={addTodo}>追加</button>
<ul>
{todos.map(todo => (
<li key={todo.id}>{todo.text}</li>
))}
</ul>
</div>
);
}

最新のWebアプリ技術も使えるようになります。

3. サーバー側の開発も可能

const express = require('express');
const app = express();
// 商品一覧を返すAPI
app.get('/api/products', (req, res) => {
const products = [
{ id: 1, name: 'ノートパソコン', price: 80000 },
{ id: 2, name: 'マウス', price: 2000 },
{ id: 3, name: 'キーボード', price: 5000 }
];
res.json(products);
});
// サーバーを起動
app.listen(3000, () => {
console.log('サーバーが起動しました:http://localhost:3000');
});

フロントエンドもバックエンドもJavaScriptで統一できます。

仕事での需要はどう違う?

プログラミングを学ぶなら、将来の仕事にも活かしたいですよね。

それぞれの就職市場での状況を見てみましょう。

Python エンジニアの市場価値

Pythonスキルが求められる職種があります。

人気の職種と年収の目安

  • データサイエンティスト: 年収600万円~1200万円
  • AI・機械学習エンジニア: 年収700万円~1500万円
  • バックエンドエンジニア: 年収500万円~900万円
  • 業務自動化の専門家: 年収400万円~800万円

AI技術を使ったプログラム例

import tensorflow as tf
from tensorflow import keras
# 画像認識のAIモデルを作成
model = keras.Sequential([
keras.layers.Dense(128, activation='relu'),
keras.layers.Dense(64, activation='relu'),
keras.layers.Dense(10, activation='softmax')
])
# モデルをコンパイル
model.compile(
optimizer='adam',
loss='categorical_crossentropy',
metrics=['accuracy']
)
print("AIモデルの準備ができました")

最先端の技術に関わる仕事ができます。

Pythonエンジニアが活躍する業界

  • IT・テクノロジー企業
  • 金融・証券会社
  • 製造業(デジタル変革推進)
  • 大学・研究機関
  • コンサルティング会社

データ活用やAI導入が進む業界で重宝されます。

JavaScript エンジニアの市場価値

JavaScriptスキルも需要が高いです。

人気の職種と年収の目安

  • フロントエンドエンジニア: 年収400万円~800万円
  • フルスタックエンジニア: 年収500万円~1000万円
  • React/Vue.js エンジニア: 年収500万円~900万円
  • Node.js エンジニア: 年収500万円~1000万円

現代的なWeb開発のスキル例

// TypeScript + React の組み合わせ
import React, { useState, useEffect } from 'react';
interface User {
id: number;
name: string;
email: string;
}
const UserList: React.FC = () => {
const [users, setUsers] = useState<User[]>([]);
const [loading, setLoading] = useState<boolean>(true);
useEffect(() => {
fetchUsers();
}, []);
const fetchUsers = async () => {
try {
const response = await fetch('/api/users');
const userData = await response.json();
setUsers(userData);
} catch (error) {
console.error('データ取得エラー:', error);
} finally {
setLoading(false);
}
};
return (
<div>
{loading ? (
<p>読み込み中...</p>
) : (
users.map(user => (
<div key={user.id}>
<h3>{user.name}</h3>
<p>{user.email}</p>
</div>
))
)}
</div>
);
};

最新のWeb技術を使った開発ができます。

JavaScriptエンジニアが活躍する業界

  • Web制作・システム開発会社
  • スタートアップ・ベンチャー企業
  • EC・メディア運営会社
  • ゲーム開発会社
  • 広告・マーケティング会社

Web関連の幅広い業界で活躍できます。

あなたにはどちらがおすすめ?

ここまでの比較を踏まえて、どちらを選ぶべきか考えてみましょう。

目的に合わせて選ぶのが一番です。

Pythonがおすすめな人

こんな方にはPythonをおすすめします。

データ分析や統計に興味があるAI・機械学習の分野で活躍したい作業を自動化して効率化したい論理的に考えるのが好きじっくりと基礎から学びたい

Python学習の道のり

# 学習ステップの例
learning_steps = {
"1-2週目": ["基本文法", "変数", "計算", "文字列"],
"3-4週目": ["条件分岐", "繰り返し", "関数", "リスト"],
"2ヶ月目": ["ライブラリ", "pandas", "matplotlib", "データ分析"],
"3ヶ月目": ["Webアプリ", "Flask", "Django"],
"4ヶ月目": ["機械学習", "AI", "本格的なプロジェクト"]
}
for period, topics in learning_steps.items():
print(f"{period}: {', '.join(topics)}")

実行結果

1-2週目: 基本文法, 変数, 計算, 文字列 3-4週目: 条件分岐, 繰り返し, 関数, リスト 2ヶ月目: ライブラリ, pandas, matplotlib, データ分析 3ヶ月目: Webアプリ, Flask, Django 4ヶ月目: 機械学習, AI, 本格的なプロジェクト

段階的にスキルアップできます。

Pythonキャリアの例

  1. 基礎習得(1-3ヶ月)→ 簡単な自動化プログラム
  2. データ分析(3-6ヶ月)→ 業務でのデータ活用
  3. 専門化(6ヶ月-1年)→ AI・機械学習エンジニア
  4. エキスパート(1-2年)→ データサイエンティスト

着実にステップアップしていけます。

JavaScriptがおすすめな人

こんな方にはJavaScriptをおすすめします。

Webサイトやアプリ作成に興味がある作った結果をすぐに画面で確認したいデザインやユーザー体験に関心がある新しい技術を積極的に学びたいフリーランスとして活動したい

JavaScript学習の道のり

// 学習ロードマップの例
const learningPath = {
"1-2週目": ["HTML/CSS基礎", "JavaScript基本文法", "変数と関数"],
"3-4週目": ["DOM操作", "イベント処理", "配列とオブジェクト"],
"2ヶ月目": ["非同期処理", "API連携", "Webアプリの基礎"],
"3ヶ月目": ["React/Vue.js", "モダンフレームワーク"],
"4ヶ月目": ["Node.js", "フルスタック開発", "ポートフォリオ作成"]
};
Object.entries(learningPath).forEach(([period, topics]) => {
console.log(`${period}: ${topics.join(', ')}`);
});

実行結果

1-2週目: HTML/CSS基礎, JavaScript基本文法, 変数と関数 3-4週目: DOM操作, イベント処理, 配列とオブジェクト 2ヶ月目: 非同期処理, API連携, Webアプリの基礎 3ヶ月目: React/Vue.js, モダンフレームワーク 4ヶ月目: Node.js, フルスタック開発, ポートフォリオ作成

実践的なスキルを身につけられます。

JavaScriptキャリアの例

  1. 基礎習得(1-3ヶ月)→ 簡単なWebサイト制作
  2. 実践スキル(3-6ヶ月)→ インタラクティブなWebアプリ
  3. フレームワーク(6ヶ月-1年)→ React/Vue.js エンジニア
  4. フルスタック(1-2年)→ 何でも作れるエンジニア

幅広いWeb技術をマスターできます。

学習を始める具体的なステップ

実際に学習をスタートする時の具体的な進め方をご紹介します。

どちらを選んでも、着実に進められる方法です。

Python学習の進め方

第1段階:プログラミングの基礎固め

# 1週目:データの基本操作
name = "太郎"
age = 25
height = 170.5
is_student = True
# 情報を表示
print(f"名前: {name}")
print(f"年齢: {age}歳")
print(f"身長: {height}cm")
print(f"学生: {'はい' if is_student else 'いいえ'}")

基本的なデータ操作から始めます。

# 2週目:条件による判定
if age >= 20:
print("成人です")
if age >= 65:
print("シニア割引が適用されます")
else:
print("一般料金です")
else:
print("未成年です")
print("保護者の同意が必要です")

条件分岐でプログラムらしくなってきます。

# 3週目:繰り返し処理
fruits = ["りんご", "バナナ", "オレンジ", "ぶどう"]
print("好きな果物一覧:")
for i, fruit in enumerate(fruits, 1):
print(f"{i}. {fruit}")
# 合計の計算
prices = [100, 150, 200, 300]
total = sum(prices)
average = total / len(prices)
print(f"合計金額: {total}円")
print(f"平均価格: {average:.0f}円")

リストを使った実用的な処理ができるようになります。

第2段階:データ分析の入門

# 簡単なデータ分析
import csv
import statistics
# 成績データを処理
def analyze_test_scores():
scores = [85, 92, 78, 96, 73, 89, 84, 91]
average = statistics.mean(scores)
highest = max(scores)
lowest = min(scores)
print("=== テスト結果の分析 ===")
print(f"平均点: {average:.1f}点")
print(f"最高点: {highest}点")
print(f"最低点: {lowest}点")
# 合格者数をカウント(80点以上)
passed = [score for score in scores if score >= 80]
pass_rate = len(passed) / len(scores) * 100
print(f"合格者数: {len(passed)}人")
print(f"合格率: {pass_rate:.1f}%")
analyze_test_scores()

実際のデータを分析する技術が身につきます。

JavaScript学習の進め方

第1段階:Web ページの基礎

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>JavaScript学習</title>
<style>
.container { max-width: 600px; margin: 0 auto; padding: 20px; }
.highlight { background-color: yellow; }
.success { color: green; font-weight: bold; }
.error { color: red; }
</style>
</head>
<body>
<div class="container">
<h1 id="title">JavaScript学習サイト</h1>
<section>
<h2>1. 基本的な操作</h2>
<button onclick="changeTitle()">タイトルを変更</button>
<button onclick="highlightTitle()">ハイライト</button>
</section>
<section>
<h2>2. ユーザー入力の処理</h2>
<input type="text" id="userInput" placeholder="メッセージを入力">
<button onclick="processInput()">送信</button>
<p id="result"></p>
</section>
</div>
<script>
// 1週目:基本的なDOM操作
function changeTitle() {
const title = document.getElementById('title');
title.textContent = 'JavaScriptで変更されました!';
}
function highlightTitle() {
const title = document.getElementById('title');
title.classList.toggle('highlight');
}
// 2週目:ユーザー入力の処理
function processInput() {
const input = document.getElementById('userInput');
const result = document.getElementById('result');
const message = input.value.trim();
if (message) {
result.textContent = `あなたのメッセージ: ${message}`;
result.className = 'success';
input.value = '';
} else {
result.textContent = 'メッセージを入力してください';
result.className = 'error';
}
}
</script>
</body>
</html>

ブラウザで実際に動くものが作れます。

第2段階:本格的なWebアプリケーション

// モダンなWebアプリの例(React風)
class TaskManager {
constructor() {
this.tasks = [];
this.nextId = 1;
}
// タスクを追加
addTask(description) {
const task = {
id: this.nextId++,
description: description,
completed: false,
createdAt: new Date()
};
this.tasks.push(task);
this.renderTasks();
}
// タスクの完了状態を切り替え
toggleTask(id) {
const task = this.tasks.find(t => t.id === id);
if (task) {
task.completed = !task.completed;
this.renderTasks();
}
}
// タスクを削除
deleteTask(id) {
this.tasks = this.tasks.filter(t => t.id !== id);
this.renderTasks();
}
// 画面にタスクを表示
renderTasks() {
const taskList = document.getElementById('taskList');
taskList.innerHTML = this.tasks.map(task => `
<div class="task ${task.completed ? 'completed' : ''}">
<input type="checkbox"
${task.completed ? 'checked' : ''}
onchange="taskManager.toggleTask(${task.id})">
<span>${task.description}</span>
<button onclick="taskManager.deleteTask(${task.id})">削除</button>
</div>
`).join('');
// 統計情報を更新
this.updateStats();
}
// 統計情報を表示
updateStats() {
const total = this.tasks.length;
const completed = this.tasks.filter(t => t.completed).length;
const remaining = total - completed;
document.getElementById('stats').innerHTML = `
<p>総タスク数: ${total}</p>
<p>完了済み: ${completed}</p>
<p>残り: ${remaining}</p>
`;
}
}
// アプリを初期化
const taskManager = new TaskManager();
// タスクを追加する関数
function addNewTask() {
const input = document.getElementById('taskInput');
const description = input.value.trim();
if (description) {
taskManager.addTask(description);
input.value = '';
} else {
alert('タスクの内容を入力してください');
}
}

実用的なアプリケーションが作れるようになります。

よくある質問にお答えします

学習を始める前の疑問や不安にお答えしましょう。

多くの初心者が抱く質問をまとめました。

Q1: 結局どちらから始めるのがおすすめ?

A: あなたの興味と目標次第です

Pythonを選ぶと良い場合

  • データ分析やグラフ作成に興味がある
  • AI・機械学習の分野に関心がある
  • 作業の自動化で効率化したい
  • 論理的な思考プロセスを重視したい

JavaScriptを選ぶと良い場合

  • Webサイト作成に興味がある
  • 作った結果をすぐに見たい
  • デザインやUI/UXに関心がある
  • フリーランスを目指している

どちらも素晴らしい選択なので、直感で決めても大丈夫です。

Q2: 両方の言語を学ぶ必要はある?

A: 最終的には両方習得することをおすすめします

フルスタック開発の例

Python(サーバー側)

from flask import Flask, jsonify, request
app = Flask(__name__)
@app.route('/api/calculate', methods=['POST'])
def calculate():
data = request.json
result = data['number1'] + data['number2']
return jsonify({'result': result})
if __name__ == '__main__':
app.run(debug=True)

JavaScript(ブラウザ側)

async function performCalculation() {
const number1 = parseInt(document.getElementById('num1').value);
const number2 = parseInt(document.getElementById('num2').value);
try {
const response = await fetch('/api/calculate', {
method: 'POST',
headers: {'Content-Type': 'application/json'},
body: JSON.stringify({number1, number2})
});
const data = await response.json();
document.getElementById('result').textContent =
`計算結果: ${data.result}`;
} catch (error) {
console.error('エラーが発生しました:', error);
}
}

両方できると、Webサービス全体を作れるようになります。

Q3: 学習にはどのくらいの期間が必要?

Python の場合

  • 基礎習得: 1-3ヶ月
  • 実用レベル: 3-6ヶ月
  • 仕事で使えるレベル: 6ヶ月-1年

JavaScript の場合

  • 基礎習得: 1-2ヶ月
  • 実用レベル: 3-4ヶ月
  • 仕事で使えるレベル: 6ヶ月-1年

ただし、個人差があります。

大切なのは継続することです。

Q4: 独学でも習得できる?

A: どちらも独学可能ですが、サポートがあると安心です

おすすめの学習リソース

  • オンライン学習サイト: Progate、ドットインストール、Udemy
  • 書籍: 初心者向けから実践書まで豊富にあります
  • コミュニティ: Qiita、Stack Overflow、Discord
  • 動画: YouTube の無料解説動画

学習のコツは以下の通りです。

  • 毎日少しずつでも続ける
  • 実際にコードを書いて試す
  • 分からないことは積極的に調べる
  • 小さなプロジェクトを作ってみる

一人で悩まず、コミュニティを活用しましょう。

Q5: どちらが将来性がある?

A: どちらも将来性は十分あります

Python の将来性

  • AI・機械学習の需要増加
  • データ分析の重要性向上
  • 業務自動化の普及

JavaScript の将来性

  • Web技術の継続的な発展
  • モバイルアプリ開発への展開
  • サーバー側開発の拡大

どちらを選んでも、長期的にスキルを活かせるでしょう。

まとめ:あなたにぴったりの言語を選んで、プログラミング人生をスタートしよう

PythonとJavaScriptの特徴を詳しく比較してきました。

どちらも素晴らしい言語で、あなたの目標に合わせて選ぶのが一番です。

改めて整理:どちらを選ぶべき?

Python を選ぶべき人

  • データ分析、統計、AI分野に興味がある
  • 論理的な思考プロセスを重視する
  • 作業の自動化や効率化を図りたい
  • じっくりと基礎から学習したい

JavaScript を選ぶべき人

  • Web開発、デザイン、UI/UXに興味がある
  • 視覚的な成果をすぐに確認したい
  • 動的でインタラクティブなものを作りたい
  • フリーランスとして活動したい

成功するための重要なポイント

1. 一つの言語をしっかり習得 最初は一つに集中して、基礎をしっかり固めましょう。

2. 実際にプロジェクトを作る 理論だけでなく、実際に何かを作ってみることが大切です。

3. コミュニティに参加 他の学習者やエンジニアとの交流で学習が加速します。

4. 継続的な学習を心がける プログラミングは継続的に学び続ける分野です。

最後のアドバイス

どちらを選んでも、プログラミングの基本的な考え方は身につきます。

まずは興味のある分野から始めて、楽しみながら学習を続けてください。

プログラミングスキルは、これからの時代に必ず役立つ貴重な資産になります。

あなたのプログラミング学習を応援しています!

一歩ずつ着実に進んで、素晴らしいエンジニアになってくださいね。

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